ハウスメーカーがやってはいけないSNS運用ミス10選【フォロワーが伸びない原因】

これ、全部やってたら要注意!伸び悩むSNSのNG習慣を徹底解説

はじめに|フォロワーが伸びないのは“投稿のせい”だけじゃない?

「Instagramはとりあえず始めたけど、フォロワーが増えない…」「なんとなく施工写真を投稿してるけど反応が薄い…」そんなお悩みを抱えていませんか?

実は、SNSでうまくいかないハウスメーカーの多くが、ある“共通する落とし穴”にはまっています。

本記事では、ハウスメーカーがやりがちなSNS運用ミス10個と、それをどう改善すればよいかをわかりやすく解説します。

ハウスメーカーがやりがちなSNS運用ミス10選【+改善ポイント】

1. 目的やターゲットが曖昧なまま始めている

「とりあえず始めたInstagram」でよくあるのが、目的が不明確なままの運用です。誰に届けたいのか、どんな行動をしてほしいのかが曖昧だと、投稿も軸がブレてしまいます。

改善ポイント: ペルソナ(理想の見込み客)を明確にし、「保存される投稿を増やす」「資料請求へ誘導する」などのKPIを設定しましょう。

2. 投稿が“施工写真だけ”で終わっている

美しい施工写真を投稿するのは大切ですが、それだけだとフォロワーは離れてしまいます。無機質な写真の羅列では、暮らしのイメージが湧きません。

改善ポイント: 施主のストーリー、生活感のある写真、現場の裏側など、「人の気配」や「暮らしの工夫」を取り入れましょう。

3. 更新頻度が低く、アカウントが“死んでいる”状態に見える

2週間以上更新がないアカウントは「放置されている」と見なされ、信頼感が下がります。せっかく訪れたユーザーもフォローせずに離れてしまうかもしれません。

改善ポイント: 月間の投稿計画を立て、週に2〜3回の定期更新をルーチン化しましょう。投稿カレンダーを作ると効率的です。

4. キャプションが説明不足・自社目線すぎる

「素敵なLDKです♪」といった一言だけの投稿では、価値が伝わりません。見る側にとって“なぜ良いのか”がわからないと、反応につながりません。

改善ポイント: 「この間取りは●●な家族に人気」「収納を工夫することで子育てがラクに」など、ユーザー視点の説明を心がけましょう。

5. ハッシュタグが適当・ターゲットに届いていない

#住宅 #工務店 など大雑把なタグだけでは、新規ユーザーに届きません。逆に関係ない人気タグを使うと、アルゴリズム的にもマイナスになります。

改善ポイント: 「#○○市の家づくり #平屋好きと繋がりたい」など、地域名やペルソナに合わせたハッシュタグを活用しましょう。

6. フォロワーとのコミュニケーションが皆無

コメント欄への返信がない、DMを放置している、フォロワーとのやり取りがない…これでは「一方通行の発信」で終わってしまいます。

改善ポイント: コメントには必ず返信し、ストーリーズでアンケートや質問箱を活用するなど、双方向の関係性を築いていきましょう。

7. 他社やトレンドをチェックしていない

SNSは変化の速い世界。他社がどんな投稿で反応を得ているのか、流行のフォーマットや機能を知らないままだと、置いていかれてしまいます。

改善ポイント: 月1回は競合や人気住宅アカウントを観察・分析し、自社アカウントに取り入れられる要素を取り入れましょう。

8. ストーリーズやリールを使っていない

フィード投稿だけで運用していると、リーチが頭打ちになります。現在のInstagramでは、動画(リール)や一時的な投稿(ストーリーズ)が主流です。

改善ポイント: 現場の様子やQ&A、社員の日常などをストーリーズやリールで気軽に発信してみましょう。

9. 分析をしていない or データを活用していない

「とりあえず投稿」では改善につながりません。どの投稿が保存されたか、どの曜日・時間に反応が良いかなど、振り返りが必要です。

改善ポイント: Instagramのインサイト機能を使い、月1回は分析&改善の時間を取りましょう。数字が次の打ち手を教えてくれます。

10. 自社HPやLINEなど他媒体との導線がない

「この工務店いいな」と思っても、問い合わせ方法が書かれていなければ機会損失です。プロフィールや投稿に導線がなければ、流入は期待できません。

改善ポイント: プロフィールにHPや資料請求ページのリンクを設置し、投稿内にも「詳しくはプロフィールへ」の一言を添えましょう。

フォロワーが伸びているハウスメーカーは「習慣」と「戦略」が違う

成果を出しているハウスメーカーのSNS運用には、共通するポイントがあります。

  • 目的が明確で投稿に一貫性がある
  • 投稿が“暮らし”や“人”にフォーカスしている
  • コメント返信やアンケートなどで、ユーザーとの接点を大切にしている

継続+改善のサイクルを回しているからこそ、少しずつフォロワーが増え、問い合わせにつながるアカウントへと育っているのです。

まとめ|SNSは“住宅の写真を並べる場”ではない

住宅業界におけるSNSは、ただの広告媒体ではありません。「こんな暮らしができるんだ」「この会社なら安心できそう」と、ユーザーの信頼を得るための“メディア”です。

今回紹介した10のミスを一つでも改善すれば、SNSアカウントは必ず良くなります。

ぜひ、自社アカウントの運用状況を振り返りながら、改善に取り組んでみてください。