住宅会社のためのSNSアカウント診断チェックリスト|自社の弱点を発見しよう

SNS代行の前に確認!反響を生むアカウントかどうかを自己診断

はじめに|SNS運用で成果が出ない原因、見えてますか?

「Instagramを運用しているけど、反応が少ない…」「投稿は続けているけど、フォロワーが増えない…」 そんな悩みを抱える住宅会社の方は多いのではないでしょうか?

実は、SNSで成果が出ない原因の多くは、「投稿の内容」ではなく「アカウント設計の基本」にあります。

SNS運用代行を検討する前に、まずは自社のアカウントがどのレベルにあるのか、客観的に自己診断してみましょう。

このチェックリストを使えば、今のSNSが“反響につながる設計”になっているかが一目で分かります。

住宅会社向けInstagramアカウント診断チェックリスト【全20項目】

基本設定編(プロフィール・世界観)

アカウント名やユーザー名が会社名で統一されている
プロフィール文に「何をしている会社か」「対応エリア」が明記されている
プロフィール画像が社名ロゴ or 印象的なビジュアルになっている
投稿のトーンや世界観が統一されている(色味・フォントなど)
プロフィールリンクが有効に活用されている(LINE・HPなど)

投稿コンテンツ編(テーマ・魅せ方)

 施工事例だけでなく、顧客の声や暮らし提案が投稿されている
ストーリー性や「誰のための家か」が伝わる投稿がある
 投稿のキャプションが丁寧かつターゲットに刺さる文章になっている
ビフォーアフターや動画コンテンツを活用している
 ハッシュタグに地域名や具体的なライフスタイルキーワードが使われている

フォロワーとの関係性編(双方向性・エンゲージメント)

コメントには必ず返信している
ストーリーズでアンケートやQ&Aを実施している
ストーリーズハイライトが整備されている(会社紹介・事例・質問など)
ユーザーの質問に対して投稿・ストーリーズで回答している
保存・シェアされやすい“まとめ投稿”などを意識している

分析・改善編(PDCAと戦略)

✅ 投稿後に保存数・閲覧数・クリック数を確認している
フォロワー属性(年齢・地域・性別)を把握している
投稿テーマや反応を管理シートなどで記録している
数字をもとに投稿テーマや内容を改善している
月に1回以上、SNSの振り返りや戦略の見直しを行っている

診断結果から分かる“代行を検討すべきタイミング”とは?

チェック数によって、現在のSNSレベルと必要な対策が見えてきます。

✅ 20項目チェック → 自社運用でも成果が出る可能性大

戦略が明確で、PDCAが回っている状態です。さらなる強化のために一部外注(広告運用・分析支援)なども視野に入れてよい段階です。

✅ 10〜19項目チェック → 改善余地あり。外部支援を部分導入すると◎

投稿はできているが、戦略やPDCAに弱点あり。SNS運用代行を部分的に導入し、戦略設計や分析部分を強化すると成果が出やすくなります。

✅ 10項目未満 → 本格的なSNS代行の導入を検討すべき段階

戦略設計・コンテンツ企画・投稿制作をプロに任せ、自社は営業や来場対応など本業に集中する体制がおすすめです。

「SNS代行は必要?」判断のための3つの質問

以下の3つに1つでも「YES」があれば、代行の検討タイミングに入っています。

  1. 投稿に時間をかけすぎて、営業や現場業務に支障が出ている
  2. 社内にSNSに詳しいスタッフがいない or 定着しない
  3. SNSを継続しているのに、資料請求や来場に全くつながっていない

→ SNSは「頑張っている」だけでは結果が出ない領域です。プロと一緒に運用設計を見直すことで、一気に成果が変わる可能性があります。

まとめ|まずは“現状把握”がSNS改善の第一歩

SNS運用代行を導入するかどうかを判断する前に、まずは今のアカウントの状態を知ることが大切です。

多くの住宅会社が「なんとなくSNSをやっている」状態にとどまり、戦略不在・分析なしの投稿を繰り返してしまっています。

このチェックリストを活用し、自社の強み・弱みを明確にすることで、「自社でできること」「外部に頼るべきこと」の切り分けができるようになります。

そして最終的には、SNSを単なる情報発信ではなく、集客・信頼構築・ブランド形成の武器として活かすことが可能になります。

今こそ、自社アカウントを診断し、“勝てるSNS”への第一歩を踏み出しましょう。