
SNSは「発信」だけじゃもったいない。見込み客を引き寄せる仕組みを公開
はじめに|SNSフォロワーが増えても反響がない住宅会社が急増中
InstagramやTikTokで投稿を頑張っているのに、「問い合わせや資料請求につながらない」と悩む住宅会社が増えています。SNSはやればやるほど効果が出るわけではなく、正しい設計と仕組みがなければ、反響にはつながりません。
この記事では、住宅会社がSNS運用で成果を出すために“本当にやるべき5つのこと”を、実務目線で解説します。
住宅会社がSNSで“本当にやるべき5つのこと”とは?
1. ターゲット(ペルソナ)を絞り込む
「誰に見てもらいたいか」が曖昧なまま投稿しても、フォロワーがファンになることはありません。住宅業界では特に、「共働き30代夫婦」「親と同居する50代」など、具体的なペルソナ設計が投稿の内容やトーンを左右します。
✔ 顧客層を分析し、リアルな人物像を想定して投稿を設計しましょう。
2. 世界観とストーリーで“共感”を得る投稿をする
施工事例の写真を並べるだけでは、どの会社も似た印象になります。暮らしの背景や家づくりのストーリーが伝わる投稿が、共感や保存を生み、問い合わせにつながる導線になります。
✔ お施主様の声、建築の裏側、社員の想いなど“人”を軸にした投稿を増やしましょう。
3. 来場・問い合わせにつながる導線を設計する
SNSは“入口”に過ぎません。フォロワーが「この会社いいな」と思ったときに、次に何をすればよいかが明確になっていなければ、機会損失に。
✔ LINE登録への誘導、プロフィールリンク、DM対応体制など、“導線の整備”が必要です。
4. 投稿の反応を数値で見て、改善する仕組みをつくる
SNSは感覚だけで運用すると、改善ができません。投稿ごとの「保存数」「リーチ」「クリック数」などの反応を見て、仮説と検証を繰り返す仕組みが成果の鍵です。
✔ 数値が見れない・分析できない場合は、SNS代行の活用も視野に入れましょう。
5. SNSと連携した“営業導線”を社内で共有する
せっかくSNS経由で見込み客が来ても、営業側がその情報を把握していなければ活かせません。
✔ SNS運用担当と営業がつながり、DM対応や問い合わせフローを社内全体で共有することが重要です。
よくあるSNS運用の“間違った5つのパターン”
- 投稿の目的がなく「とりあえず毎日投稿」になっている
- 施工写真だけでブランドや想いが伝わらない
- プロフィールリンクが切れていたり、問い合わせ導線が曖昧
- 「いいね数」だけを見て満足し、改善されない
- SNS担当者が1人で孤立し、社内に情報が共有されていない

→ これらに1つでも当てはまれば、SNS運用の方向性を見直す必要があります。
SNS運用代行を導入する前に決めておくべき3つの視点
- 自社でどこまでできるか?
- 投稿写真の撮影、キャプション作成、分析ができるのかを明確に。
- 代行に何を期待するのか?
- デザイン?戦略?投稿代行?広告運用?目的を具体化しましょう。
- 月いくらまで投資できるか?
- 一般的には月3〜15万円程度。外注コストを見積もりましょう。
→ 丸投げではなく、自社と代行の“役割分担”を前提に検討すると失敗しません。
まとめ|SNSは“営業装置”として設計すれば必ず成果が出る
SNSは「投稿して終わり」のツールではありません。ターゲット設計・導線設計・社内連携を行うことで、営業・ブランディング・信頼構築の中核ツールとして活用できます。
もし社内だけでは限界を感じているなら、住宅業界に強いSNS運用代行会社の力を借りることで、成果が一気に動き出す可能性があります。
まずは、自社で何ができていて、どこに課題があるのかを見極めてみてください。