【実例あり】不動産業界でSNSは費用対効果が高い?広告と比較してわかった本当のコスパとは

ポータルサイトに毎月数十万円をかけても反響が減っている…。そんな課題を抱える不動産会社が今、注目しているのが「SNS」です。InstagramやTikTokを活用し、広告費を抑えながら反響を獲得する企業が増えています。

しかし実際のところ、SNSは本当に費用対効果が高いのでしょうか?この記事では、不動産業界におけるSNSの費用対効果を、広告との比較や具体的なデータ、成功事例を交えながらわかりやすく解説します。


1 SNS運用にかかるコストと比較

SNSは広告費をかけずに始められる点が大きな魅力です。特に不動産業界では「写真映えする物件」を投稿するだけで興味を引きやすく、若年層やファミリー層への認知拡大にも効果的です。

とはいえ、「無料=効果的」とは限りません。ここでは、SNS運用における具体的な費用と、得られる反響数から、費用対効果を客観的に検証していきます。

1-1 SNS運用にかかるコストは?

SNS運用は一見無料に見えますが、実際には「人件費」「撮影や編集の工数」「投稿スケジュールの作成・管理」などの見えにくいコストが発生します。

社内で担当者を置いて対応する場合、月20時間の稼働で計算しても約5〜10万円相当の人件コストがかかると言われています。加えて、プロによる運用代行を依頼する場合は月5〜30万円ほどの予算が必要です。

一方、SNS広告(Instagram広告など)を出稿する場合は1クリックあたり10〜50円、月1〜3万円からでも運用可能です。

1-2 SNSはなぜ「費用対効果が高い」と言われるのか?

SNSの最大の利点は「視覚的訴求力の高さ」と「拡散性」です。不動産物件は写真や動画との相性がよく、短尺動画やビジュアル投稿によって物件の魅力を直感的に伝えられます。

さらに、ポータルサイトと違い、SNSではユーザーに「自社の魅力」や「担当者の人柄」「地域の暮らし情報」まで届けられるため、指名問い合わせやファン化にもつながります。

結果的に「1件あたりの問い合わせコスト(CPA)」が抑えられるケースが多く、特に自社集客に力を入れたい企業にとっては理想的な媒体です。

1-3 ポータルサイト・チラシと比較した場合のコスパ

ポータルサイト掲載には月10万〜30万円以上かかることも珍しくありません。1件あたりの反響単価(CPA)は2万〜5万円が一般的とされます。

一方、InstagramやLINEなどSNSで獲得した問い合わせは、CPA数百〜数千円で済むこともあります。もちろん成果が出るまでの時間や運用体制にもよりますが、うまく活用すればポータルサイトの10分の1のコストで反響を得ることも十分に可能です。


2 実際の事例で見るSNSの費用対効果

ここからは、SNSを活用して実際に成果を出している不動産会社の事例を紹介します。リアルな数字と施策内容を参考に、自社運用のヒントにしてください。

2-1 Instagram活用で問い合わせ単価90%削減/某地方の売買仲介店

ある地方都市の売買仲介専門店では、Instagramで定期的にリール動画を投稿し、1か月あたり5〜10件の反響を獲得しています。

以前はポータルサイト経由のCPAが約3万円でしたが、SNSではDMからの反響が多く、CPAは約3,000円。約90%のコスト削減に成功しています。

2-2 TikTokでTikTokで若年層にアプローチ/賃貸特化の不動産会社

TikTokを活用して物件ルームツアーを定期投稿している賃貸専門会社では、フォロワー数5,000人ながら、月間100件以上のプロフィールアクセスを記録。

LINE登録や内見予約につながる反響も生まれており、学生・新社会人などの若年層との接点が劇的に増えました。チラシでは届かなかった層にアプローチできた点が大きな成果となっています。


3SNSで費用対効果を高める3つのポイント

ここでは、SNSを活用するうえで費用対効果を最大化するための具体的なポイントを解説します。

  1. 目的を明確にする(認知か反響か)

     →目的によって投稿の内容もKPIも変わります。まず「何を得たいか」を社内で統一しましょう。
  2. 適切な媒体を選ぶ

     →Instagramは視覚的に、TikTokは拡散力に強みがあります。LINEは内見や連絡用に効果的です。
  3. 効果測定と改善を繰り返す

     →クリック率・フォロワー増加数・プロフィール遷移率・保存率などを見ながらPDCAを回すことが重要です。

4 プロに任せるという選択肢

ここまで読んで「やってみたいけど時間がない」「何を投稿すればいいかわからない」と感じた方も多いと思います。そんなときは、SNS運用をプロに任せることも選択肢のひとつです。

4-1 外注する場合の費用対効果は?

SNS運用代行を依頼する場合、月5万円〜30万円ほどが相場です。

一見高く見えるかもしれませんが、社内で人員を割く手間と失敗リスクを考えればむしろコストパフォーマンスが高いとも言えます。

また、SNS運用に特化した会社であれば「撮影」「編集」「投稿」「分析」まで一貫して対応可能で、スピーディに成果を出すことも可能です。

4-2 SNS運用代行なら、いえらぶクリエイターズにお任せください

いえらぶクリエイターズは、不動産業界に特化したSNSマーケティング会社です。

Instagram・TikTok・YouTubeをはじめとする各種SNSの企画構成から撮影・編集・投稿・分析までワンストップで行います。

自社でSNSに取り組む時間がない方、何を投稿すればいいのかわからない方、広告の効果に疑問を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

2000本以上の動画制作実績に基づき、反響につながるSNS運用をサポートいたします。

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まとめ

不動産業界におけるSNS運用は、やり方次第で費用対効果が非常に高い手法です。広告費を抑えながら、潜在層にリーチし、ブランドやファンを育てる力があります。

最初は少しずつでも、正しい設計と継続的な改善を行えば、SNSは自社集客の強い味方になります。

「何から始めればいいかわからない」という方は、ぜひSNS運用支援に強いパートナーに相談してみてください。