
SNSを活用できていない工務店が、今どんどん選ばれなくなっている
「住宅展示場の集客が減った」「チラシの反響が落ちてきた」そんな声を全国の工務店からよく聞きます。これまでの営業手法だけでは反響が得られにくくなってきた今、SNS(Instagram・LINE・YouTubeなど)を活用したマーケティングが、工務店にとって必要不可欠な時代になりました。
本記事では、SNSマーケティングにまだ取り組めていない工務店の方向けに、「なぜ今すぐ始めるべきか?」「どのSNSが向いているのか?」「まず何から始めればいいのか?」を初心者にもわかりやすく解説します。
なぜ今、工務店がSNSをやるべきなのか?
1. 若年層の情報収集手段は“Google検索”から“Instagram検索”に変わった
20代〜30代の住宅検討者は、施工事例をInstagramで探し、会社の雰囲気をSNSの投稿から感じ取っています。今やSNSは“会社の第一印象”を決める場です。
2. SNSは広告費をかけずに“共感”で広がる集客媒体
フォロワーにとって共感できる家づくりエピソードやデザイン投稿が拡散されれば、広告費ゼロで新規客に届く可能性もあります。
3. 顔が見える“人”の発信が中小工務店に向いている
住宅購入は高額で“人”から買う商品です。Instagramで社員紹介や施主ストーリーを載せるだけで、地元密着の信頼感や親しみが伝わるという強みがあります。

工務店におすすめのSNSはこれ!【初心者向け解説】
Instagram(最も重要)
- 施工事例写真、イベント情報、スタッフ紹介など、ビジュアルで魅力を伝えるのに最適
- ハッシュタグと位置情報を活用することでエリア集客が可能
- 投稿→保存→LINE登録→来場という王道の導線が作りやすい
LINE公式アカウント
- 資料請求やイベント予約などを“会話形式”で誘導できる
- Instagramと組み合わせて反響につなげるのが主流
YouTube / TikTok(余裕があれば)
- モデルハウスのルームツアー動画や家づくりVlogでファンづくりが可能
- 顔出しに抵抗がなければ、代表・設計士の語りが強力な営業ツールに
初心者でもできる!SNSマーケティングの始め方3ステップ
STEP1|まずはInstagramアカウントを開設しよう
- プロフィールには「会社名」「施工エリア」「強み(例:平屋・自然素材)」を必ず記載
- 投稿は最初に10〜15件用意し、“施工事例アルバム”としての体裁を整える
STEP2|週に1〜2回の投稿で“習慣化”を目指す
- 施工事例、家づくりの流れ、Q&A、社員紹介、現場レポートなどを交互に投稿
- 投稿に「保存したくなる情報」「共感できるストーリー」を入れる
STEP3|LINEを連携して“反響導線”を整える
- InstagramのプロフィールにLINE登録リンクを設置
- LINEで資料請求・予約フォーム・お役立ち情報を発信
SNS投稿ネタに困ったら?工務店向けのおすすめ投稿テーマ10選
- 最新の施工事例(外観・内観)
- お施主様の声・家づくりエピソード
- 建築中の様子(現場からの実況)
- よくある質問への回答(住宅ローン・土地探しなど)
- 社員インタビュー・1日の仕事紹介
- モデルハウス紹介・見学会情報
- 家事動線の工夫紹介
- おしゃれポイントの特集(造作棚・キッチンなど)
- Instagram限定キャンペーン
- イベントや地域活動の様子

SNS運用を“成功させる”ためのポイント
- 無理に毎日投稿しなくてもOK。「継続できる運用」が最重要
- 投稿の目的は“売る”ではなく“知ってもらう・好きになってもらう”
- 「この会社、感じがいいな」と思ってもらえたら勝ち
SNSが苦手・人手が足りない工務店は“代行活用”もアリ
「投稿を考える時間がない」「写真の加工や分析ができない」「方向性に自信がない」そんなときは、SNS運用代行の活用も有効です。
住宅業界に強いSNS代行会社なら、
- 投稿企画・文章作成・画像編集まで一括対応
- Instagram運用→LINE登録→資料請求までの導線設計
- 月額5万円前後からプランあり
自社でやるべきことと、プロに任せる部分を分けて考えるのが成功のコツです。
まとめ|SNSは今からでも遅くない、“未来の集客の主戦場”です
SNSは、今やチラシやホームページ以上に“工務店の顔”として見られる時代です。
「SNSなら、少ない予算でも人柄や世界観をしっかり伝えられる」
「 SNSなら、今すぐ家を建てたい人だけでなく“未来のお客様”ともつながれる」
だからこそ、今から始めることが重要です。
まずはInstagramで、1つの施工事例投稿からスタートしてみてください。