【保存版】Instagramアカウント名の決め方|不動産・住宅企業が検索される公式アカウントを作る方法

不動産・住宅業界でInstagram運用を担当していると、「投稿は続けているのに反応が伸びない」「フォロワーは増えても問い合わせにつながらない」と感じることは少なくありません。
その原因を投稿内容やデザインだけに求めてしまいがちですが、実は見落とされやすい重要な要素があります。それが『 Instagramアカウント名』 です。

Instagramにおいてアカウント名は、単なる識別情報ではありません。検索結果に表示される情報であり、ユーザーが最初に目にする「企業の顔」です。特に不動産・住宅業界では、安心感や信頼感がなければフォローも問い合わせも生まれません。

本記事では、Instagramアカウント名の基本から、企業アカウントにおけるSEO的な考え方、不動産・住宅業界に特化した命名のコツ、実際の企業事例、見直し時の注意点までを網羅的に解説します。
検索され、信頼され、選ばれるInstagramアカウントを作りたい方は、ぜひ参考にしてください。

1 Instagramアカウント名が企業アカウントに与える影響

Instagramでは、投稿を見る前にプロフィールを確認するユーザーがほとんどです。その際、最初に目に入るのがアカウント名です。ここで「何の会社か分からない」「公式か判断できない」と感じさせてしまうと、その時点で離脱されてしまいます。

1-1 Instagramアカウント名とは?

Instagramには二つの「名前」が存在します。一つは「ユーザーネーム」、もう一つは「アカウント名(表示名)」です。

ユーザーネームは「@」から始まる英数字のIDで、アカウントのURLや検索結果に使われます。他のアカウントと重複できないため、早い者勝ちの要素もあります。一方、アカウント名はプロフィール上に太字で表示され、日本語やキーワードを自由に含めることができます。

企業アカウントでは、ユーザーネームに会社名やブランド名を入れて公式性を担保し、表示名で業種や地域、提供価値を補足する形が理想です。この役割分担を意識するだけでも、アカウントの分かりやすさは大きく向上します。

📍ユーザーネームの決め方についての記事はこちらをチェック👉https://ielove-creators.co.jp/wp/instagram-name/


2 なぜ企業Instagramで「アカウント名」が重要なのか

2-1 Instagram内検索での発見性を左右する

Instagramでは、ユーザーが「会社名」「地域名」「業種名」で直接検索するケースが非常に多くあります。たとえば「横浜 注文住宅」「〇〇不動産 売買」といった形です。

このとき、アカウント名や表示名に該当するキーワードが含まれていないと、検索結果に表示されにくくなります。投稿内容がどれほど魅力的でも、検索に引っかからなければ見つけてもらうことはできません。アカウント名は、いわばInstagram内SEOの基盤なのです。

2-2 Google検索にも影響するSEO要素

Instagramアカウントは、Instagram内だけでなくGoogle検索結果にも表示されます。

ユーザーは、正しい公式アカウントをすぐに見つけたいと考えています。そのため、ユーザーネームや表示名に会社名や業種名が含まれているかどうかは、検索結果での分かりやすさに直結します。これはWebサイトのタイトルやディスクリプションと同じ役割を果たしていると考えると分かりやすいでしょう。

2-3 不動産・住宅業界では「信頼」が最優先される

不動産や住宅は、人生の中でも特に高額で重要な買い物です。そのため、SNS上でも「この会社は信頼できるのか」が常に判断されています。

アカウント名が曖昧だったり、個人アカウントのように見えたりすると、それだけで不安を与えてしまいます。アカウント名は、企業としての信頼感を一瞬で伝える重要な要素なのです。


3 不動産・住宅業界向けInstagramアカウント名の決め方【実務編】

Instagramアカウント名を決める際に最も重要なのは、「センス」や「雰囲気」ではありません。
重要なのは、 『検索されるか、信頼されるか、事業内容が正しく伝わるか』という、極めて実務的な視点です。

特に不動産・住宅業界では、アカウント名の設計がそのまま集客効率に直結します。この段落では、SNS運用担当者が実際に考えるべき判断軸を、順番に解説します。

①「誰に向けた会社か」を明確にする

まず最初に考えるべきなのは、「このアカウントは誰に見つけてほしいのか」という点です。

不動産・住宅業界と一口に言っても、
賃貸向けなのか、売買なのか、注文住宅なのか、リノベーションなのかによって、検索されるキーワードは大きく異なります。

たとえば、
・賃貸メインの会社
・注文住宅を扱う工務店
・中古住宅+リノベーションが強みの会社

これらがすべて同じようなアカウント名では、ユーザーに正しく伝わりません。

アカウント名や表示名には、「不動産」「住宅」だけでなく、
自社が最も見つけてほしい領域の言葉を意識的に含めることが重要です。

② 会社名だけに頼らず「業種ワード」を補足する

企業アカウントでよくある失敗が、
「会社名だけのユーザーネーム」になっているケースです。

すでに知名度のある企業であれば問題ありませんが、多くの中小・地域密着型企業の場合、会社名だけでは何の会社か判断できません。

そのため、表示名やプロフィールでは必ず業種ワードを補足しましょう。
これはInstagram内検索だけでなく、Google検索対策としても非常に有効です。

ユーザーは「会社名」よりも先に、
「不動産」「注文住宅」「家づくり」「リノベーション」
といった言葉で検索するケースが多いためです。

③ 地域名は“できる限り具体的”に入れる

不動産・住宅業界において、地域名はアカウント名設計の中核です。

「関東」「関西」といった広いエリアよりも、
「東京」「横浜」「〇〇市」「〇〇区」など、できるだけ具体的な地域名を入れる方が、検索意図と一致しやすくなります。

ただし具体的にすることで検索する母数が少なくなるデメリットがある為、どのエリアに訴求したいか考えて作成しましょう。

Instagramは「今すぐ相談できる会社」を探すツールとしても使われています。
そのため、地域が明確なアカウントほど、見込み顧客に選ばれやすくなります。

地域名を入れることで、
・ローカル検索に強くなる
・地域密着型の印象を与えられる
・大手企業との差別化ができる

といったメリットも得られます。

④ ユーザーネームと表示名の役割を分けて考える

Instagramでは、ユーザーネームに入れられる文字が限られています。 そのため、すべてをユーザーネームで表現しようとすると、長く分かりにくくなりがちです。

そこで重要なのが、 ユーザーネームとアカウント名(表示名)をセットで設計するという考え方です。ユーザーネームでは、 会社名やブランド名を軸にして、公式アカウントだと分かることを優先します。一方、表示名では、 業種・地域・強みを補足し、「何をしている会社か」を明確にします。

この役割分担ができているアカウントほど、検索結果でもプロフィール画面でも迷われません。

⑤ 覚えやすさ・入力しやすさを軽視しない

ユーザーネームは、
半角英数字と一部記号(. や _)しか使えません。

そのため、意味のない数字を並べたり、単語を詰め込みすぎたりすると、覚えにくく入力ミスも増えてしまいます。

ユーザーが
「あとで検索しよう」
「誰かに紹介しよう」
と思ったときに、思い出せないアカウント名は大きな機会損失です。

短く、音読しても違和感のない名称を意識することで、
フォロー率や再訪率にも良い影響を与えます。

⑥ 将来の事業展開も想定して決める

最後に忘れてはいけないのが、将来の事業展開です。今は賃貸メインでも、 将来的に売買やリノベーションを強化する可能性がある場合、 あまりに限定的すぎるアカウント名は足かせになることもあります。

現在の強みを活かしつつ、事業拡張にも耐えられる名称かどうかを一度考えてみることをおすすめします。


4 実際の企業アカウント名から学ぶ成功事例

Instagramアカウント名の設計がうまくいっている企業は、共通して「誰の公式アカウントで、何の情報を発信しているのか」が一瞬で分かる構造になっています。ここでは、不動産・住宅業界の代表的な企業アカウントを例に、そのポイントを見ていきましょう。

① 住友不動産の注文住宅

アカウント名:【公式】住友不動産の注文住宅|新築・戸建て|ハウスメーカー

住友不動産の注文住宅アカウントの最大の強みは、「住友不動産」というブランド力に加え、「注文住宅」「新築・戸建て」「ハウスメーカー」といった具体的なキーワードを盛り込んでいる点です。これにより、注文住宅を検討しているユーザーの検索意図と強く一致します。

不動産会社は事業領域が広くなりがちですが、このアカウントでは注文住宅に特化していることを明示しています。その結果、フォロワーの属性が明確になり、見込み顧客に届きやすいアカウント名設計になっています。

② es ARCHITECT(エスアーキテクト)

アカウント名: es ARCHITECT「エスアーキテクト」|注文住宅|大阪

es ARCHITECTのアカウント名は、ブランド名である「es ARCHITECT」を前面に出しつつ、「注文住宅」「大阪」というキーワードを加えることで、対応エリアとサービス内容を明確にしています。

また、カタカナ表記の読み方を併記している点も、初見ユーザーへの配慮と言えるでしょう。検索性・ブランディング・分かりやすさを両立した、地域密着型の設計事務所にとって参考になる事例です。

③ みずほ開発

アカウント名:みずほ開発【公式】|山形で叶える安心の家探し🏠|山形・東根・天童市の不動産

みずほ開発のInstagramアカウントは、企業名に「公式」を付けることで信頼性を担保しつつ、「山形で叶える安心の家探し」というキャッチコピーで価値提供を明確にしています。さらに、「山形・東根・天童市」と具体的な対応エリアを記載しているため、地域名検索との相性も非常に良い構成です。

絵文字を適度に使うことで親しみやすさも演出しており、堅くなりすぎない印象を与えています。地域で物件探しをしているユーザーにとって、「自分ごと化」しやすいアカウント名の好例と言えるでしょう。


5 Instagramアカウント名を変更する際の注意点

Instagramのユーザーネームを変更すると、アカウントのURLも同時に変更されます。
そのため、自社サイトやブログ、名刺、ポータルサイト、他のSNSプロフィールなどにInstagramのリンクを掲載している場合は、すべて修正が必要になります。事前に確認せずに変更してしまうと、せっかく作った導線が途切れ、ユーザーがアカウントにたどり着けなくなる可能性があります。

また、ユーザーネームは何度でも変更できるものの、短期間に繰り返し変更すると一時的に制限がかかることがあります。フォロワー側から見ても「名前が頻繁に変わるアカウント」は不安を与えやすいため注意が必要です。アカウント名の変更は、リブランディングや事業内容の明確な変更など、理由がはっきりしている場合に絞り、計画的に行いましょう。


6 不動産・住宅企業が今すぐ見直すべきポイント

現在のInstagramアカウント名をあらためて見てみてください。
その名前だけで「公式アカウントであること」「不動産・住宅に関する会社であること」「どの地域を扱っている会社なのか」が伝わるでしょうか。

また、自社が狙いたいキーワードがアカウント名や表示名に含まれているかも重要なチェックポイントです。検索されたい言葉が入っていなければ、見つけてもらえる機会は大きく減ってしまいます。少しでも分かりにくさを感じる場合は、改善の余地があります。アカウント名を見直すことは、Instagram運用全体の成果を底上げする、最もコストのかからない施策の一つです。


まとめ

Instagramアカウント名は、企業の第一印象を決める非常に重要な要素です。特に不動産・住宅業界では、検索性だけでなく信頼性や安心感が強く求められます。

アカウント名を見直すだけで、検索からの流入やフォロー率、問い合わせにつながる可能性は大きく変わります。本記事を参考に、ぜひ一度自社のInstagramアカウント名を再設計してみてください。それは、成果の出るSNS運用への確実な第一歩になります。